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管長法話

2021/02/01

Vol.71 感謝の念を持ち、教えの実践で恩に報いる

Vol.71 感謝の念を持ち、教えの実践で恩に報いる

合掌  2月に入りました。2月10日は開祖宗道臣生誕の日で、今年で110年目となります。  開祖がこの世に生を受けたことで、少林寺拳法が創始され、私たちは金剛禅に入門する縁を得ました。そして師や仲間との出会いを得て、現在、私たちは修行を続けることができています。たった一人の人間から始まったものが…
道院長元気の素

2021/01/01

vol.74  大阪狭山道院 道院長 山崎武宏

vol.74 大阪狭山道院 道院長 山崎武宏

少林寺拳法を絶やしてはならない 前任の道院長が引退を決意された際、地元で40年近く続いた少林寺拳法を絶やしてはならないと思い、道院長交代を決意しました。当時は遠方に住んでいたこともあり、代務の期間に地元に道場兼自宅を建設しました。交代当初は、仕事も忙しい時期でしたが、長く一緒に修練してきた幹部拳士…
管長法話

2021/01/01

Vol.70 日々の修行で得た力と愛を、今、社会へ

Vol.70 日々の修行で得た力と愛を、今、社会へ

合掌  新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  毎年、同じことの繰り返しになりますが、私たちは「自己確立・自他共楽」の道を歩んでいます。「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」の教えをもとに、日々修行を積み、仲間と共に歩み、その積み重ねによって「人づくり」…
管長法話

2020/12/01

Vol.69 節目節目で振り返る

Vol.69 節目節目で振り返る

合掌  師走に入り、今年も残すところあと僅かとなりました。  2020年に入って間もなく新型コロナウィルスが日本にも拡大、終息する間もなく第3波、気づけばあっという間だったという方も少なくないのではないでしょうか。誰もが平等に与えられている時間ですが、どのように過ごそうとも毎年、必ず年の瀬が訪れ…
道院長元気の素

2020/11/01

vol.73  あわら東道院 道院長 小玉将臣

vol.73 あわら東道院 道院長 小玉将臣

◆「このままの私に何が残るのか」-道院長を志したきっかけ 私が道院長を志したのは、既に道院長として頑張っていた父、姉、兄の影響が大きかったと思います。休日に家族の元に帰ると、拳士との触れ合いや、練習、将来の話と、生き生きとした話をしてくれる姿が、私にとって刺激的だった事を覚えています。 多くの人…
管長法話

2020/11/01

Vol.68 自他共楽を目指す道

Vol.68 自他共楽を目指す道

合掌  秋の深まりとともに、本山のある桃陵公園の木々も紅葉が多く目にとまるようになりました。  全国各地の道院では、感染防止策を徹底することで多くの地域で道院活動が再開されるとともに、知恵と工夫を凝らしながら小教区、教区単位での行事を行うところも出てきました。コロナ禍においてはできないことも多々…
管長法話

2020/10/01

Vol.67 自己の確かを積み重ねる

Vol.67 自己の確かを積み重ねる

合掌  10月に入り、澄み渡る秋空に白い雲が映える季節となりました。  今月は5日には達磨大師の命日、25日には少林寺拳法創始の日があり、祖師、先師に思いを馳せるとともに、私達の修行の意味を再確認する節目の月となります。  達磨大師は現代のように整備された交通機関もない時代に、古代インドから中…
道院長元気の素

2020/09/01

vol.72  あわら東道院 道院長 松田典夫

vol.72 あわら東道院 道院長 松田典夫

思わぬ一言が設立に ある日、同い年の幹部拳士が、「道院を設立するので認定研修会に申し込みます」と言われたので、「すばらしい、頑張ってください、自分も(いつかは)道院を出したいと思っているんですよ」と話したことがありました。すると、その数日後、当時の教区長から電話があり、急遽面談が実施され、所属して…
管長法話

2020/09/01

Vol.66 日々の修行が私達の「備え」

Vol.66 日々の修行が私達の「備え」

合掌  今年の夏は、命に係わる危険な暑さから身を守りながら、新型コロナウィルスの感染を防ぐために帰省や旅行を控えるなど、例年とは違う過ごし方をされた方も多いのではないでしょうか。それでも少しずつ季節は移ろっていきますので、新しい季節に向け、私達も心と体を順応させていきましょう。  さて、9月1日…
管長法話

2020/08/01

Vol.65 自他共楽の先にあるもの

Vol.65 自他共楽の先にあるもの

合掌  7月の豪雨災害により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。またコロナ禍において救援のボランティアをされる方、また逼迫しつつある医療現場に従事されている方々に敬意を表したいと思います。  さて、私たちの社…
道院長元気の素

2020/07/01

vol.71  川崎稲田道院 道院長 綾邊和彦

vol.71 川崎稲田道院 道院長 綾邊和彦

自由を謳歌している 私には二人の師がいます。「道院長になるも、ならないもお前が決めれば良い。お前の自由だ」とのお言葉をくださり、公私共にお世話になった川崎柿生道院、諏佐一義道院長。もう一人は「少林寺拳法の目的は指導者作り、四段を取ったということはその準備ができたということですよ」とのお言葉を頂き、…
管長法話

2020/07/01

Vol.64 本当の「自己確立」

Vol.64 本当の「自己確立」

合掌  7月になり、次第に暑くなってきました。新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の解除に引き続き、都道府県をまたぐ移動の自粛も解除となりましたが、決して安全になったというわけではありません。全国各地の道院では集会による修練を再開したところもありますが、感染拡大を防ぐためにいまだ再開できないところ…