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あ・うん こぼればなし

2015/04/09

vol.39 道院っていいなぁ、あったかいなぁ

vol.39 道院っていいなぁ、あったかいなぁ

今号は京都府の西陣北道院(写真左)と三重県の四日市僧伽道院(写真右)におじゃましました。取材は年末年始、京都では雪がちらついていました。今回はどんな道院だろう、どんな拳士の皆さんにお会いできるだろう、うまく話を引き出せるだろうか、取材もれはないだろうか、特色を捉えて記事にできるだろうか……。道院取材…

2015/04/06

vol.39 ダーマを意識し、日々、進化する

vol.39 ダーマを意識し、日々、進化する

少林寺拳法創設時から開祖のお膝元で修行された先生の言葉で、いつまでも新鮮で強烈に心に残っている言葉があります。「開祖は日々変わっていった。毎日おそばにいてもそれをひしひしと感じさせてくれた。私は変わっていく開祖に触れることが嬉しく、一つ一つまねをしようと努力をしてきた」。帰山のたびに、宿舎で一手二手…
管長法話

2015/04/01

vol.01 精神の美

vol.01 精神の美

合掌 2015年度より代表を務めます大澤です。皆様がこのホームページをご覧頂きました事に対しお礼申し上げます。この季節、大阪の五月山公園の35000本の桜は日本一の名所ですが、ここ、本山のある香川県多度津町桃陵公園の2000本の桜も地元の皆さんや、近県の皆さんのお花見の名所であり賑わっています。金剛…
あ・うん こぼればなし

2015/03/20

vol.38 合掌礼

vol.38 合掌礼

鼎談で、宗由貴師家の発言に合掌礼が出てきます。合掌礼は少林寺拳法の礼式であり、構えの一つでもあります。頭を下げず対等の形で行うその礼は、互いに敬 い認め合う心を形にしたものです。人と人との交わりは、礼に始まり礼に終わるものでなければなりません。行礼が正しければ、姿勢も正しくなり、心も正しく なる。宗…
道院長元気の素

2015/03/20

vol.39 東遠大東道院 道院長 福田有希

vol.39 東遠大東道院 道院長 福田有希

道院長になろうと思ったきっかけは?私は入門する数週間前までは、甲子園を目指す高校球児でした。小学生の頃から約10年間、野球一筋でしたが、努力の甲斐もなく、最後の夏の大会では、入ったばかりの1年生がベンチ入りする中、私はベンチ入りすることもなく非常に悔しい思いをしました。私たちのチームは、秋の新人戦の…
志をつなぐ

2015/03/19

vol.39 藤本義政 大導師大範士八段 134期生

vol.39 藤本義政 大導師大範士八段 134期生

1960年、初段受験のために本山へ行き、初めて開祖とお会いしました。「組織が大きくなろうとするこの時期、有段者であることの自覚を持ちなさ い」。人づくりによる国づくり、天下国家を語る開祖のお話に使命感をかきたてられ、気力が満ちてくるのを感じました。21歳で四段のときに道院長となり、 道院設立や交代を…
一期一笑

2015/03/19

vol.39 50年の重み

vol.39 50年の重み

2014年9月13日、寝屋川道院の50周年式典がありました。当日は、朝早くから準備に取りかかりました。西尾武道院長の願いで寝屋川道院全ての人に役割が与えられており、緊張感の中、皆それぞれに準備していました。その姿に道院長は笑顔でした。正午を回るとたくさんの方々が来られ、道院長と言葉を交わし、思い出話…
あ・うん こぼればなし

2015/03/05

vol.37 海外で注目される金剛禅

vol.37 海外で注目される金剛禅

今号特集の3ページ目にある写真は、2014年5月30日~6月1日にストックホルムで行われた、スウェーデン連盟SHORINJI KEMPO UNITY講習会での法階講座の様子である。講義テーマは「ダーマ信仰とは」と「金剛禅の修行法」。日本人でも理解が難しい通訳者泣かせの内容である。し かし、アメリカ連…
法を問い学を修める

2015/03/05

vol.38 「理想境」と「理想郷」

vol.38 「理想境」と「理想郷」

今更ではないが、金剛禅の教えの根幹は釈尊の正しい教えを現代に生かすことであり、それは揺るぎない自信(自己確立)を基に、半ばは我が身の幸せを、半ば は他人の幸せを、心から願い(自他共楽)実践行動していくことにより、争い事のない平和で豊かな社会を現世に建設することを目指す、行動する宗教であると いえる。…
ふだん着の金剛禅

2015/03/05

vol.39 言葉の力

vol.39 言葉の力

山中伸弥博士(京都大学iPS細胞研究所)の研究人生を励ました故事成語が「人間万事塞翁が馬」だと書かれたコラムを読んだことがある。これは飼っていた馬が逃げ、落胆したが雌馬を連れ帰り喜んだ。しかし今度は息子が落馬し骨折し怒ったが怪我のおかげで徴兵を免れた。人間の人生は幸・不幸が予測できないためいたずらに…

2015/02/05

vol.38 人の「縁」、人生の道標「道訓」に教えられ

vol.38 人の「縁」、人生の道標「道訓」に教えられ

私は1950(昭和25)年に北九州の下町で、双子の兄として生まれました。父は予科練出身の厳しい人で、母は一人娘で勤め人、私と弟は祖父母から甘やか されて育てられ、悪童だったそうです。父の転勤で三重県に引っ越しても悪さばかり。中学生のころが最たるもので、現在、鹿児島県教区長の弟・輝義は更に悪 く、親は…
志をつなぐ

2015/01/28

vol.38 田中正則 大導師正範士八段 252期生

vol.38 田中正則 大導師正範士八段 252期生

「私学校でも開いて志ある青少年を集め」という開祖の決意をまねて専修学校をつくりました。理事長兼校長を務め、もう27年になります。私は小学4年のときに腸チフスを患い、痩せこけて、かなりのいじめに遭いました。正義を守るためには力の裏付けが絶対必要であることを痛感しています。今は教育委員会からの依頼で、ワ…