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管長法話

2018/04/01

vol.37 極端を棄て、花を咲かせる

vol.37 極端を棄て、花を咲かせる

合 掌  4月、桜の開花が全国を順々に包み込む季節となりました。ここ本山も隣接する桃陵公園の桜に包まれ、訪れる方々の笑顔を見る毎日です。皆様におかれてはご健勝でお過ごしのこととお喜び申し上げます。  さて、新たな年度を迎え、心や環境が大きく変わる方も多いと思います。私も年度変わりの時は、新年を迎…
一期一笑

2018/03/01

vol.57 父子をつなぐ最高のツール

vol.57 父子をつなぐ最高のツール

「オレ、少林寺拳法をしていて良かった。以前はクラスでも周りにビクビクして、学校が面白くなかった。けど今は、自信ができて、友達もできて、学校が楽しくなった。ありがとう。」ある日、高校一年生の息子がこんなことを口にしました。「良かった」と感慨深いものがありました。  私たち父子は、2013年に揃って入…
法を問い学を修める

2018/03/01

vol.57 ダーマ信仰→人間尊重の自覚→信念

vol.57 ダーマ信仰→人間尊重の自覚→信念

 開祖は、ダーマの認識について、 「宇宙に遍満するいのちのはたらきとして理解し、全ての生きとし生けるものは、その大いなる力に生かされていると信じ、その上で自己の確立、己の価値の発見と言うことを主張し、教育し続けてきたが、本当の信仰とはそうでなければならない。」  と述べられています。  また、…
道院長元気の素

2018/03/01

vol.57  阿波市場道院 道院長 藤野 起夫

vol.57 阿波市場道院 道院長 藤野 起夫

―――道院長になろうと思ったきっかけは何でしょうか 30代半ばに、近隣道院の道院長が怪我で療養中に、道院長代行としてお手伝いさせて貰ったことがターニングポイントになりました。自分の指導によって拳士が一喜一憂する姿を見て、難しいけど、やり甲斐があり、面白いなという気持ちになり、「道院長になりたい」と…
管長法話

2018/03/01

vol.36 社会の変化に向き合う金剛禅運動

vol.36 社会の変化に向き合う金剛禅運動

合 掌  3月に入り寒さも日毎にゆるんでまいりました。皆様にはご健勝でお過ごしのこととお慶び申し上げます。  さて、先週は70周年記念行事のフィナーレとして少林寺拳法創始70周年記念レセプションが開催されました。70年という歴史と永年に渡たり結ばれた信頼関係を感じ、そして80周年への一歩を踏…
管長法話

2018/02/01

vol.35 季節に学ぶ「思いやり」

vol.35 季節に学ぶ「思いやり」

合 掌  2月に入りました。数十年ぶりの強い寒波の影響で、とても寒い日が続いておりますが、皆様におかれましては、この寒さに負けずご健勝でお過ごしのことと思っており、また願っております。  さて、寒波の猛威に併せてか、インフルエンザや風邪も流行しているようです。体調を崩すと数日間お休みになり、…
一期一笑

2018/01/01

vol.56 架け橋が織りなす仕合せ

vol.56 架け橋が織りなす仕合せ

 本山仁王門、43年前に初めてくぐり、今回数十年ぶりに合掌礼をすることができました。少林寺拳法創始70周年記念事業のブルースカイキャンパスin多度津に参加するため、齋野道院長はじめとする道院幹部6人で帰山したからです。  「お帰りなさい」と迎えてくれた本山職員は、学生時代の一年後輩でした。門と人が…
管長法話

2018/01/01

vol.34 行動力 繋がりを活かす一年に

vol.34 行動力 繋がりを活かす一年に

合 掌  明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。  昨年は豪雨や台風の影響で災害が多い一年でした。被害を受けられた地域の方々の一日も早い復旧と、元の生活に戻ることを願っております。  さて、いよいよ2018年が始まりました。少林寺拳法創始71年目、今年は金剛禅と少林寺拳法…
管長法話

2017/12/01

vol.33 出来たことを数える

vol.33 出来たことを数える

合 掌  師走の月となりました。今年は例年より寒く雪も多いようですが、体調や怪我などにご留意頂きご健勝でお過ごしいただくことを心からお祈りいたします。  さて、人は善きことも悪しきことも反省を繰り返し生きています。自らの言動を省みて、結果として反省を通し成長できるわけです。  この年末に…
法を問い学を修める

2017/11/01

vol.55 昭和史~開祖の生きた時代

vol.55 昭和史~開祖の生きた時代

 数々の体験から、幸福な人生を築き、平和で豊かな理想境を、祖国日本に実現するためには、自分がどのように生きれば良いか、また、人々をどのように導けば良いか、そして、その目的にかなう正しい手段はなにかを、開祖は教範第一編の第一章で明確にされています。   金剛禅は正しい釈尊の教えを基盤としていますが…
一期一笑

2017/11/01

vol.55 師と縁

vol.55 師と縁

 大学少林寺拳法部入部から今では43歳となったいまも、現役拳士として継続していますが、振り返ってみると、人生の要所は金剛禅とつながっているなぁとつくづく感じます。  大学時代から技の修練だけでなく、少林寺拳法の教えにはとても興味がありました。社会人になり、結婚を迎えた時も、妻との出会いは少林寺拳法…
道院長元気の素

2017/11/01

vol.55  群馬みどり道院 道院長 中島 匡裕

vol.55 群馬みどり道院 道院長 中島 匡裕

―――道院長になろうと思ったきっかけは何でしょうか。 最初のきっかけは入門した高校時代。桐生道院の初代道院長である杭田要道院長に師事し、「この人のようになりたい」と思ったことが最初でした。その後、社会人になり、そんなこともほとんど忘れて一拳士として桐生道院に在籍していた頃、渋川道院の樋口雅人道院…