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志をつなぐ

2012/03/27

vol.21 柿沼實 少法師正範士七段 198期生

vol.21 柿沼實 少法師正範士七段 198期生

 護身のためにと始めた少林寺拳法でしたが、いつの間にか指導する立場になっていました。開祖からは、「高校生というものは、思春期の最も多感な年代で、君のひと言で後の人生が変わる時期だ、頼むぞ」というお言葉を頂きました。「人、人、人、すべては人の質にある」という開祖の教えは、とても深い意味のある教えです。…
道院長元気の素

2012/03/26

vol.21 札幌平和道院 道院長 齊藤敏也

vol.21 札幌平和道院 道院長 齊藤敏也

道院長になろうと思ったきっかけは?大学卒業後に札幌市に本社を置く企業へ就職して4年が経ち、環境的にも慣れて余暇の有効活用という軽い気持ちで、身近な存在だった少林寺拳法への現役復帰をしました。 東京へ転勤していた1994〜98年の期間も含めて、現役を継続していましたが、当時は道院長という存在への憧れ…
一期一笑

2012/03/01

vol.21 32年ぶりの受験

vol.21 32年ぶりの受験

「三段受験した思い出の『錬成道場』に32年ぶりに立ち感激でした」。行橋中部道院の利光大二郎拳士が、2011年9月、32年ぶりの昇段受験で四段に合格しました。利光拳士は、1967年8月入門の第221期生。当時は実業団支部だった当道院の一期生に当たります。1979年9月に指導者講習会で初帰山した折に三段…
法を問い学を修める

2012/02/01

vol.20 遥かなる釈尊(中)

vol.20 遥かなる釈尊(中)

世界宗教とはいえ、仏教には複雑で曖昧な宗教儀礼が多いといわれている。そもそも仏教の教理や儀礼は、インド本国の釈尊の初めから12世紀末の衰滅までの間においても、著しく変化、複雑化していったのである。以下辿ってみる。釈尊滅後まもなく、出家の弟子たちは遍歴生活をやめ、次第に僧院に定住し、王族らの経済的援助…
あ・うん こぼればなし

2012/02/01

vol.20 金剛禅門信徒の階級

vol.20 金剛禅門信徒の階級

あ・うん20号10ページでは、九段に昇格された道院長を顔写真入りでご紹介しています。九段は拳士が取得できる最高位の段位となります。しかも、少林寺拳法の段位に名誉段はありません。現在も、道院長として金剛禅運動の最前線に立って布教活動に取り組む指導者に与えられるものなのです。修行に終わりはなく、また自己…

2012/02/01

vol.20 共に正道を歩こう

vol.20 共に正道を歩こう

少林寺拳法とは何か?言うまでもなく、それは、金剛禅の護身練胆、精神修養、健康増進の三徳を兼備した行である。開祖は、戦争を生き、敗戦後の混乱期に中国から帰国し、亡国と化するが如き日本の姿を目の当たりにした。そこで、祖国復興に役立つ人間を育成しようと決心して少林寺拳法を創始し、道を説いたのである。少林寺…
志をつなぐ

2012/01/27

vol.20 牧野清 少法師大範士九段 153期生

vol.20 牧野清 少法師大範士九段 153期生

開祖から人としての生き方を勉強させていただいたと思っています。少林寺拳法に出会っていなかったら今頃はどんな人間になっていたことか……喧嘩に明け暮れる毎日で一匹狼だった私に、人は互いに助け合い支え合って生きていることを、身にしみて実感させてくれたのは開祖でした。少林寺拳法に、開祖に出会って学んだことで…
道院長元気の素

2012/01/26

vol.20 前橋中部道院 道院長 萩原直樹

vol.20 前橋中部道院 道院長 萩原直樹

道院長になろうと思ったきっかけは?大学卒業後に転籍した道院で数年修行させていただきました。あるとき道院長に呼ばれ、「もう一つ道院を増やしたいんだが、やってみないか?」と言われました。これが最初の出来事です。もちろん、その場で即答はできず、2週間ほどは考えました。 お世話になった道院長(師)、大学少…
一期一笑

2012/01/01

vol.20 道院で修行した心を忘れずに

vol.20 道院で修行した心を忘れずに

北海道大学で行われた七帝戦に、審判として参加したときのことです。審判席にいる私に一人の拳士が声をかけてきました。「小さいときに札幌あかしや道院で練習していましたKです。今、東京大学の少林寺拳法部で練習しています。今年3年生になりました。お元気でしたか?」。もうびっくりです。小さかったK君が……。K君…

2011/12/01

vol.19 道半ばの精神

vol.19 道半ばの精神

大学時代からの友人に藤高郁夫という男がいる。彼は、和太鼓のプロ集団「TAO」の代表を務めている。最近になって、海外や日本のメディアに多く出るようになった。中国語で「道」のことをタオと発音する。最初は、日本の伝統芸能である太鼓や笛などを中心に演奏していたが、1995(平成7)年に愛知県小牧市から大分県…
法を問い学を修める

2011/12/01

vol.19 遥かなる釈尊(上)

vol.19 遥かなる釈尊(上)

釈尊の正しい教えをいかに現代に生かすかは、金剛禅の命題でもある。しかし実在の釈尊の説法のあり様がどうであったかに想いを馳せても、現代から遥かなる古代インドとの時代の差、世界環境の違いばかりが思考を阻み、どうにも届かぬ懸隔を感ずるばかりである。ところが開祖はいくつかの宗教的遍歴を経ながらも、釈尊の偉大…
あ・うん こぼればなし

2011/12/01

vol.19 道院で得られるものとは

vol.19 道院で得られるものとは

道院は地方における金剛禅布教活動の拠点です。今号は人づくりの実例として、札幌あかしや道院(左)と東大阪小阪道院(右)を紹介しました。このテーマの取材で毎回感じるのは道院という場が持つエネルギーです。活気に満ちた道院に共通しているのは、道院長がキラキラと輝いていること、拳士が道院長を敬慕し、道院を誇ら…