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志をつなぐ

2012/11/27

vol.25 松木長實 少法師大範士八段 223期生

vol.25 松木長實 少法師大範士八段 223期生

開祖が東京に見えるたびに二人きりでお話する機会があり、ずいぶん薫陶を受けました。私が労働省に勤めていたことから開祖は労働行政の重要課題を次々質問されました。また、開祖の目は国内問題だけでなく世界にも向いており敬服しました。教えの中でも私がいちばん重要だと思うのは、信頼できる人間関係をいかに築くかとい…
道院長元気の素

2012/11/26

vol.25 武豊みなみ道院 道院長 間瀬美香

vol.25 武豊みなみ道院 道院長 間瀬美香

 道院長になろうと思ったきっかけは?お恥ずかしい話ですが、まさしく少林寺拳法を「餌」にして子どもと関わりたいという容易な考えだけで、これと言った計画もなく指導者としての立場も考えていない状態で始めてしまいました。 「子どもが大好き!」という娘二人を持つ普通の母親が、保育園のママ友からの「うちの子に…
一期一笑

2012/11/01

vol.25 少林寺拳法に出会って

vol.25 少林寺拳法に出会って

私が初めて少林寺拳法を目にしたのは、小学5年の夏でした。市民プールの横にある大きな体育館で、胸章を付けた道衣姿の拳士たちが汗だくで練習をしていました。私は子どものときから、レスリングやボクシングなどの映像を見ると目を背けてしまうのですが、そのときばかりは彼らの練習をしばらく眺めていました。市民プール…
法を問い学を修める

2012/10/01

vol.24 人生感意気、功名誰復論

vol.24 人生感意気、功名誰復論

「人生意気に感ずる、功名誰か復論ぜん」人は、相手の心意気に感動して行動するものであり、手柄や名誉など問題ではないということを示しています。出典は、「述懐」という漢詩の中のくだりの部分であり、作者は魏徴、唐国の諌議大夫(過失を諌める役職)で主君にも常に直言を辞さず清廉潔白なる人物であったといわれていま…
あ・うん こぼればなし

2012/10/01

vol.24 開祖の絡子

vol.24 開祖の絡子

金剛禅宗門において、「絡子」は僧階少法師以上の者が着用を許されます。代表の法衣姿はさすが大法師とあって風格が違います。実はこの絡子、開祖が着用されていたもので、開祖より鈴木義孝前代表へ、そして浦田武尚代表へと代々受け継がれているものなのです。9ページ「活動報告」の認証式および僧階補任講習の写真をご覧…

2012/10/01

vol.24 法縁

vol.24 法縁

自分のこれまでを振り返ってみると、人生のあらゆる面で「法縁」というものがいかに深く関わってきているか、そして縁によって生じた多くの人との出会いに、いかに自分が生かされているかを改めて実感します。開祖は縁について木に例え、「同じ種類、同じ大きさの木を植えても、その1本1本が植えられた場所、環境状況によ…
志をつなぐ

2012/09/27

vol.24 小池孝忠 権少法師大範士八段 64期生

vol.24 小池孝忠 権少法師大範士八段 64期生

25歳のとき、開祖と一緒に風呂に入り、背中をお流ししながらいろんなお話をした経験が、今でも心の拠り所になっています。中でも印象深いのは、「小池、当身の五要素を実生活で実践しているか」と、人とのつきあい、生活、社会構造の中で当身の五要素を生かしていくことの重要性を教えていただいたことです。その教えを守…
道院長元気の素

2012/09/26

vol.24 西濃北道院 道院長 加納博之

vol.24 西濃北道院 道院長 加納博之

道院長になろうと思ったきっかけは?私の場合は、必然的であったと思います。約8年前、私は学生指導員を委嘱されていました。その時、本部職員の方に「学生の指導にあたるには、道院長の方が望ましい」と助言いただいたのが一番のきっかけです。ただ、以前から漠然と、自らの運営で道院を持ちたいと思う気持ちはありました…
一期一笑

2012/09/01

vol.24 還暦からのチャレンジ

vol.24 還暦からのチャレンジ

昇格考試に合格し、本山より三段の允可状が届きました。取得までに丸7年を要しましたが、道院長、先輩諸氏による親切丁寧な指導、同輩の協力ほか、大勢の方の支援の賜物と感謝いたしております。入門の際は、家族、知人からも、もう年だから、危険だからと何度か制止されました。反対を押し切って道院通いをした結果ですの…
法を問い学を修める

2012/08/01

vol.23 士別三日、即更括目相待

vol.23 士別三日、即更括目相待

「士別れて三日、さらに活目して相待すべし」。人は、三日も出会わないと思いもよらない進歩をしていることの例えです。無論、たった三日間で人が大きく変わるなんてことは、まずありえないことなのですが、この例えは久しぶりに会った相手が信じられないくらいに進歩していることを三日という時間で表しているのです。この…
あ・うん こぼればなし

2012/08/01

vol.23 ボランティア活動は継続しています

vol.23 ボランティア活動は継続しています

子どもの頃、毎年、夏に帰省していた父の実家は、山の中にポツンと1軒建つ古い大きな家でした。土間、広い座敷に仏壇、家の外にある汲み取り便所、薪で湧かす五右衛門風呂、庭に家畜小屋があって、裏には先祖代々の墓……、今は取り壊されてないのですが、夏休みの思い出というとこの家で過ごした1週間が頭に浮かびます。…

2012/08/01

vol.23 自他共楽への道

vol.23 自他共楽への道

少林寺拳法は単なる武道ではない、霊肉一如の修行法であり、健康増進と精神修養と護身練胆の三徳を兼備した行であると幾度となく口にしてきた。この少林寺拳法の本質が何故に「金剛禅宗門の行である」と示されたのか開祖の思いを忖度し、自分自身への納得と信念にしたいと思う。三徳に示された「健康増進」は、少林寺拳法の…