ホーム > 金剛禅 コンテンツ
志をつなぐ
2013/07/28

vol.29 甲斐哲夫 大導師正範士八段 177期生
開祖と初めてお会いしたときの、いちばん最初の言葉が「続けろよ」でした。そのときの温かな手の感触、今も忘れることができません。「北海道には鉄のカーテンが下りている」と言われ、地理的だけでなく精神的にも距離があった本山と北海道の間を縮めるべく尽力してきました。最初に言われた「続けろよ」を開祖の教えとして…
道院長元気の素
2013/07/26

vol.29 淡路中部道院 道院長 新田福音
道院長になろうと思ったきっかけは?専門学校禅林学園には、金剛禅の教義を深めたいという思いで入学していました。その学生時代、道院長研修会に参加されていた先生から「あなたは卒業後、道院長になられるのですか?」と問われたことがきっかけでした。自分にもそういう道があるのだと思い立ち、その翌年11月、淡路中部…
一期一笑
2013/07/01

vol.29 きっかけは1本の電話
入門のきっかけは、1本の電話でした。当時、幼稚園年少の息子はとても泣き虫で、親としては、イジメられっ子にならないでほしいと心配しておりました。そこで、武道を身に付け、心も体も強い子に育ってほしいという願いから少林寺拳法の門を叩かせていただきました。右も左も分からない私は、東京センター(現・東京別院)…
法を問い学を修める
2013/06/01

vol.28 人間性で伝える“真意”
兵庫県西宮市に県立芸術文化センターがあり、そこの・兵庫県芸術文化協会芸術監督(音楽)に佐渡裕氏が就任されています。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に招かれ、ショスタコーヴィチの交響曲第五番を振ったのは国内でも広く報道されました。日頃は音楽に触れる機会は少ないのですが、楽しく、そして、一流…
あ・うん こぼればなし
2013/06/01

vol.28 道院・拳士のちょっといい話聞かせてください
広報誌「あ・うん」創刊号から続く「一期一笑」(11ページ掲載)は、道院長や拳士、関係者の方からの投稿コーナーです。ふっと笑顔になる出来事、ほろっとくる話など、皆さんからいただいたちょっといい話の中から珠玉の1話を掲載しています。これまでに、大怪我をした孫を診てくれたお医者さんが20年前に指導していた…
道
2013/06/01

vol.28 連帯責任で学んだ自他共楽
連帯責任という言葉を耳にしなくなって幾久しい気がする。広辞苑には連帯責任とは、「連帯で負担する責任」とある。本来、責任ある立場にある人が責任を取れば済むことであるが、現在は、責任の擦り合いから連帯で責任を取るという立場から、自分で責任を取るという「自己責任」へ変わりつつある。それは、責任の所在を明確…
志をつなぐ
2013/05/28

vol.28 森健太郎 大導師大範士八段 162期生
「最低3人、仲間がいれば何でもできる」と開祖は言っていました。職場に3人、自分と同じ考え方、同じ気持ち、同じ行動のできる仲間がいれば、その組織は掌握できます。開祖との最後のお別れで、棺の中の安らかなお顔に接した時は泣けて泣けて涙が止まりませんでした。そのとき、誓いも新たにしました。他人を裏切らない、…
道院長元気の素
2013/05/26

vol.28 春江南道院 道院長 渡辺竜彦
道院長になろうと思ったきっかけは?少林寺拳法を通してたくさんの出会いとすばらしい仲間に出会えることができました。人の一生において、すばらしい仲間に出会えることが一番大きな宝であり、かけがえのないものだと思います。この感動をたくさんの人たちに伝えたくて、道院長になることを決意しました。
道院で…
一期一笑
2013/05/01

vol.28 なごり雪
児童養護施設「R学園」にいたKちゃん。Kちゃんは高校も支援学校に通っていた。軽度の知的障害があった。Kちゃんは高校を卒業し、施設からも卒園。そして、我が道院からも卒院となった。施設の子と拳士たちだけで卒院式を行った。そのときの私のスピーチ。「昨日からこの時期には珍しく雪が降っています。こういう雪をな…
法を問い学を修める
2013/04/01

vol.27 金剛禅の布教
「日本に伝わった禅宗の発祥の寺は、洛陽にある少林寺(嵩山少林寺)である。えっ? 少林寺が禅宗の大本山なのかと驚くだろう。そうなのである。少林寺と聞くと日本人はすぐに少林寺拳法を思いつく。この少林寺拳法が、後に台湾・沖縄経由で日本に伝わり古武道や拳法そして空手(=唐手)となったのである。この事実も案外…
あ・うん こぼればなし
2013/04/01

vol.27 いつでも集える私たちの家
今号は、名古屋島田道院・愛知蟹江道院(写真上/林正義道院長)と大阪富木道院(下/今井偉夫道院長)におじゃましました。和気あいあいとした中に厳しさあり、たくましい拳士の集団に、こちらも自然と背筋が伸び、清々しい気持ちになりました。道院は金剛禅運動の活動拠点であり、いつでも集える拳士の家です。そこではい…
道
2013/04/01

vol.27 日常生活での全てが修行
諺で思い切ったときに用いられるようになった「百間石垣後飛び」、私もこの心境で思いつくままペンを走らせることをお許しください。久米川道院の伊藤昌昭です。道院開設38年目に入りました。現在、財団法人日本ポリオ研究所に勤務しております。私は亜細亜大学少林寺拳法部に入部後、本部合宿で聞いた開祖の法話、「正直…