ホーム > 金剛禅 コンテンツ
道院長元気の素

2015/01/26

vol.38 大阪伊吹道院 道院長 伊瀬道昭

vol.38 大阪伊吹道院 道院長 伊瀬道昭

道院長になろうと思ったきっかけは?先代道院長である父が倒れ入院した時、私は道場長でした。家族として病院に付き添わなければならなくなったとき門下生が、「道院長についてあげてください。道院は自分たちが続けて守っておきます」と言ってくれ、その言葉通り、一日も修練を休みにすることなく続けてくれました。その門…
一期一笑

2015/01/18

vol.38 可能性の開花を実践

vol.38 可能性の開花を実践

本山で行われた道院幹部講習会に参加しました。この講習会は今までとはかなり違っていました。6人が一つの班となり講習期間はいつも一緒 に行動するのです。そのためまずはリーダーを決めることになりました。私の班は、73歳五段の心臓に障害を持つ年長者、49歳六段の道院長、53歳四段、 35歳四段、43歳六段の…
法を問い学を修める

2014/12/01

vol.37 「武人」と「文人」

vol.37 「武人」と「文人」

「武人」と「文人」、広辞苑などの辞書を見ると「武人」とは、戦争に携わる者・軍人・武士・もののふと記述されている。また、「文人」とは、文学に携わる者・学問や芸術に携わる者とある。元来「武人」・「文人」という熟語は中国において対比的な表現として用いられている。「武人」の定義はほとんど変わりはないが、「文…
ふだん着の金剛禅

2014/12/01

vol.38 受ける側に回り、多くの情報を得る

vol.38 受ける側に回り、多くの情報を得る


武階が上がり、道院で後進を指導する機会が増えるのに比例して、技を掛けられるよりも、掛ける回数が多くなりました。最近、これではいけない、技を掛け合う中で共に身心向上を図るという「組手主体」のあり方に戻らねばと、掛けられ役となっての指導を増やしてみました。すると、得られる情報がとても多いことに改めて気…

2014/12/01

vol.37 無心に行動すると、良縁に恵まれる

vol.37 無心に行動すると、良縁に恵まれる

現在、63歳となった。自分自身の人生を振り返ると、公害の原点といわれる水俣病の発生した地に生まれ、昭和30年代には地元企業の労働闘争(安賃闘争)により組合員が真っ二つに割れ、小さな町全体が二分される激しい対立構図の中で育ち、地元企業にもなかなか就職できなかったことを思い出す。育った環境から、対立状態…
志をつなぐ

2014/11/28

vol.37 庄野雅巳 大導師正範士八段 232期生

vol.37 庄野雅巳 大導師正範士八段 232期生

開祖と初めて言葉を交わしたのは、三代目道院長として貞光道院を引き継いだ、本山の任命式のときです。葡萄酒で盟杯を交わし、「職業は何だ?」「薬屋です」、と僅かな時間でしたが、忘れられない思い出です。数年後、開祖から「お前は薬屋だったよな」と薬のことを聞かれたときは、記憶力のよさに仰天し、ますます尊敬の念…
道院長元気の素

2014/11/26

vol.37  愛知今伊勢道院 道院長 江藤康二

vol.37  愛知今伊勢道院 道院長 江藤康二

道院長になろうと思ったきっかけは?長女、長男と一緒に道院に通うようになり、徐々に少年部の指導に関わることが増えていきました。少年部で過ごす時間は、人に教えること、伝えること、責任、仲間同士の絆、誰もが持っている無限の可能性、まっすぐに向き合うこと……いろいろなことを彼等から教えてもらいました。不思議…
一期一笑

2014/11/19

vol.37 すばらしいチームワーク

vol.37 すばらしいチームワーク

先日、東京都内の私たちの専有道場(地下1階)が浸水被害を受けました。近年、多発するゲリラ豪雨によるものです。雨が降ったのはほんの30~40分、近くに川があるわけでもないのに、浸水だなんて……。被害を知ったのは翌日、いつもと同じように修練に行ってびっくりしました。水は引いていたものの、道場の扉には膝上…
あ・うん こぼればなし

2014/10/24

vol.36 布教活動報告をお待ちしています

vol.36 布教活動報告をお待ちしています

今号は、前号に引き続き「道院活動の充実に向けて」をテーマに、各地の布教活動実践例を特集しました。どれだけいい教えであっても、いい活動であっても、布教していかなくてはやがて忘れられ廃れてしまいます。各地・各道院では、それぞれに工夫を凝らした布教活動を行っていることと思います。ぜひ、その活動を教えていた…
法を問い学を修める

2014/10/01

vol.36 釈尊の言葉「法句経」(下)

vol.36 釈尊の言葉「法句経」(下)

「法句経」には後の世まで仏教の理法とされる重要な言葉も述べられている。三帰依・四諦・八正道についての句を列挙してみよう。「仏陀と達磨(ダルマ=ダーマ)と僧伽とに帰依するところの人は正しい智慧を持って四つの尊い真理を見ることができる」(190)「四つの尊い真理とは、人生の苦しみなること、その苦しみが何…
ふだん着の金剛禅

2014/10/01

vol.37
 感謝の心が傲慢な心を包み込む

vol.37
 感謝の心が傲慢な心を包み込む

人間関係がうまく行かないときというのは、自分の中の「傲慢」な心が頭を覗かせているときです。

何事も慣れていないときに人は緊張して慎重になります。ミスしたとしても素直に反省したり、人からのアドバイスや注意も謙虚に耳を傾けることができます。しかし、慣れてきて徐々にミスをしなくなると自信が出てきます。自…

2014/10/01

vol.36 振り返れば「縁」に恵まれて

vol.36 振り返れば「縁」に恵まれて

私が金剛禅に入門するきっかけは、大学を卒業して就職した職場の先輩が「秋ごろから少林寺拳法の道場を始める」というタイミングに巡り合ったことに始まる。その先輩の日頃の仕事ぶりや職場での言動に触れて、「この人が始めることなら自分にもやれるのではないか。ぜひやってみたい」と思った。新設道院の一期生としてのス…