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志をつなぐ

2014/09/28

vol.36 村上一 大導師大範士八段 58期生

vol.36 村上一 大導師大範士八段 58期生

開祖の教えを、私なりに考えて実践してきました。最も大切なのは自然に学ぶことだと思っています。天と地、陰と陽といった相反するものの調和で世界が成り立っています。満ちて溢れず、上善水の如し、萬法を侶となす。協調精神の調和が大事。常に相手の立場に立って考え、思いやりを持って行動することが金剛禅の教えですよ…
道院長元気の素

2014/09/26

vol.36 我孫子道院 道院長 藤田竜太

vol.36 我孫子道院 道院長 藤田竜太

道院長になろうと思ったきっかけは?武専に入学した頃から、漠然と「いつかは道院長に」と思っていましたが、一番のきっかけは子供を授かったことです。子供が生まれて、人の親になったとき、道院長になって、自分でこの子に少林寺拳法を教えてあげたいと思いました。ちなみに、道院長になるまでは、子供は好きでしたが“子…
一期一笑

2014/09/01

vol.36 変わらず続くご縁に感謝

vol.36 変わらず続くご縁に感謝

主人たちの演武の仕上がり具合を確認するためビデオを撮影し、「ダメ出し」をするのが私の役目であった。後輩の私が大先輩である主人たちの演武に物申す……恐れ多いことである。しかし、私は拳士になる前から20年以上、主人の演武練習を撮影していた。ふだんは頑固者の主人も、私の見る目を信頼し、「ダメ出し」に素直に…
法を問い学を修める

2014/08/20

vol.35 釈尊の言葉「法句経」(中)

vol.35 釈尊の言葉「法句経」(中)

前号に記したように、釈尊は極めて個人主義的といえるほど峻厳な「自己」を求めている。そのような自己を確立しようとすれば、とかく自己に甘い人間のことであるから、日々、自己の非を見逃し、知らず知らずのうちに、甘い自己弁護をつくり上げていく。その反省の漏れを救うために、集団による監察や抑制はどうしても必要と…
あ・うん こぼればなし

2014/08/01

vol.35 たゆまぬ自己研鑽によって

vol.35 たゆまぬ自己研鑽によって

これまでのこぼれ話にも出てきましたが、道院長は毎年、道院長研修会を受講します。そこでは全国の道院長が一堂に会し、組織方針を確認し、自己研鑽に励みます。最前線で金剛禅の布教活動に取り組み、門信徒を牽引し続けるためには、道院長自身、相当なエネルギーを必要とします。道研は、道院長が燃え続けるための充電の場…
ふだん着の金剛禅

2014/08/01

vol.36
 日々是修行

vol.36
 日々是修行

金剛禅の修行は日常のさまざまな出来事の中で実践してこそ、その価値があり実感できるものである。

しかし、私は長年そこに気付かず、金剛禅の修行を分かったつもりでいた。そして、金剛禅の修行が日常と切り離されたものになっていたように思う。そのような状態であるので、問題や課題から目を背け、自分を都合よく肯定…

2014/08/01

vol.35 道院設立25年を振り返る

vol.35 道院設立25年を振り返る

大学時代に始めた少林寺拳法、ここまで続けている自分を正直想像できませんでした。始めた当初は、ひたすら強くなることを目指していました。当時の大学少林寺拳法部は、上下関係が厳しく、校内で先輩に気付かず挨拶を怠ると、連帯責任で体罰になりました。日々の練習もハードで、今思えば毎日が苦行だった気がします。その…
志をつなぐ

2014/07/28

vol.35 中山満洲雄 大導師正範士八段 162期生

vol.35 中山満洲雄 大導師正範士八段 162期生

開祖にご挨拶したとき、「君は高校出だから、上の人と接しようと思ったら労働組合の役員ぐらいしなくては」と言われたことがあります。その時は、自分が役員になるなど考えてもいませんでした。しかし、人間関係を大切にし、開祖の教えを実践するうち、周りから推薦されて労働組合の支部長になり、運営協議会で社長や重役に…
道院長元気の素

2014/07/05

vol.35 京都春日道院 道院長 山本進

vol.35 京都春日道院 道院長 山本進

道院長になろうと思ったきっかけは?京 都春日道院は、故・山本喜一郎初代道院長(私の父)が1974年に設立した道院です。その道院に、私は6歳で入門しました。高校受験準備等で一時は少林寺 拳法から離れ休眠し、社会人になりますます道院へも足が遠のいていたところ、1992年、父の身体に癌が見つかり、余命半年…
一期一笑

2014/07/01

vol.35 我が町を愛する

vol.35 我が町を愛する

愛媛県三崎町は、四国の最西端に位置する愛媛県佐田岬半島の先端にあります。九州・大分県佐賀関とは目と鼻の先の距離で、農業と漁業の盛んな所です。私はここで4代続く柑橘農家の長男として生まれ、東京の大学を卒業後、帰郷し家業を継ぎました。また、現在は三崎道院の道院長を務めています。小さな町なので消防団や青年…
法を問い学を修める

2014/06/20

vol.34 釈尊の言葉「法句経」(上)

vol.34 釈尊の言葉「法句経」(上)

聖句「己れこそ己れの寄るべ(略)」と「自ら悪をなさば自ら汚れ(略)」の二句は、「法句経」に拠ったものである。「法句経」は釈尊が自ら説かれた語句を集めたもので、パーリ原文ではDHAMMAPADA(ダンマパダ)という。「ダンマ」とは「法(真理)」、「パダ」は「言葉」で、「ダンマパダ」は「真理の言葉」、ま…
あ・うん こぼればなし

2014/06/01

vol.34 少林寺拳法の聖地「金剛禅総本山少林寺」

vol.34 少林寺拳法の聖地「金剛禅総本山少林寺」

少林寺拳法は香川県多度津町で生まれ、今や世界36カ国に広がっています。うどんだけじゃない香川県、宗門の行としての少林寺拳法の聖地もあるのです。少林寺拳法の聖地「金剛禅総本山少林寺」では、年間を通して様々な行事が開催されています。また、新春法会や達磨祭は一般にも公開されていますので、地元の方の参加もあ…