真を求め学び究める

2016/02/25

株式会社ヨシダ代表取締役社長 吉田信行氏に聞く

株式会社ヨシダ代表取締役社長 吉田信行氏に聞く

学生時代に全力を尽くした経験が、歓びを分かち合った仲間が、人生を支えてくれた。 井上 今月と来月の二回にわたって株式会社ヨシダの代表取締役である吉田信行さんにお話を伺います。「金魚の吉田」として知られるこちらの会社は、なんと江戸時代に創業されたまさに老舗中の老舗です。その歴史の長さに驚きつつ、金魚と…
指導者が成長するためのONE POINT

2016/02/25

第6回 お互いさま

第6回 お互いさま

人気タレントグループのSMAPの解散騒動は、芸能界の裏面を垣間見せたという効果はあったが、何とも後味の悪い一幕でした。唯一最大の救いは、2020年パラリンピックのサポーターの立場と活動がこれで保たれたことのように思います。 「パラリンピック」という言葉は、1964年に東京で開催された時に用いられた和…
会報少林寺拳法

2016/02/25

2016 NO.12

2016 NO.12

2016 NO.12(内容)特集〇2016年勤続・継続表彰式〇2016年鏡開き・稽古始め〇平成28年日本武道館鏡開き式・武道始め〇特別対談「受験と少林寺拳法を両立させるために」(首都圏模擬センター取締役・教務情報部長 / 北一成氏 × 振興普及部部長 / 荒井章士)実に帰る巻込小手インタビュー株式会…
会長メッセージ

2016/02/24

死ぬまで修行です!

死ぬまで修行です!

▼3月末日で、一般財団法人少林寺拳法連盟会長を退任いたします。2000年11月1日に就任して以来、15年と5カ月が経ちました。退任にあたり、あらためて開祖、開祖夫人、宗由貴総裁、全指導者、全拳士、そしてご支援ご協力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。▼実は今年、私が少林寺拳法を始めて51…
人間・宗道臣

2016/02/15

Vol.26 一年以内に死ぬと誰が決めた

Vol.26 一年以内に死ぬと誰が決めた

 宗道臣は、10代半ばで母と妹たち、それに祖父まで失います。天涯の孤児となった宗道臣は、祖父の縁で、右翼の大物・頭山満の世話になり、その口ききで満州に渡り特務機関に身を置きます。1928(昭和3)年1月、宗道臣17歳のときでした。 それから三年近く、機関の協力者であり少林武術の師ともなった陳良老師ら…
宗由貴からのメッセージ

2016/02/02

vol.40 日本人としての誇り

vol.40 日本人としての誇り

 50年ほど前、“一億総白痴化”という言葉が話題になったことがあります。当時、社会評論家の大宅壮一氏が、「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると人間の想像力や思考力を低下させ、一億総白痴化になる」と表明したことからでした。 科学的にも、子供のテレビの長時間視聴は、言語知…
法を問い学を修める

2016/02/01

vol.44 「全ては自らのことなり」

vol.44 「全ては自らのことなり」

「命のある間は死ぬのではないのだから、死ぬ死ぬ、とむやみに言うものではない」「人間死ぬまでは負けたのではない。生きている間は何度でもやり直せる。諦めるな」「人間は、ダーマの分霊を受けたすばらしい存在である。自らの可能性を信じることで、他人も認めることができる」「搾取、支配のない理想社会、理想境となる…
一期一笑

2016/02/01

vol.44 笑顔のマイステップ

vol.44 笑顔のマイステップ

 道院でコース制・MY STEPコースを始めて、もうすぐ二年を迎えようとしています。道院に通う少年部のお母さんたちに、修練が終わる時間より少し早く来ていただいて、子供たちと同じ空間(道院)の中で参加してもらっています。 MY STEPコースを始めたころは、「ニコッとしましょう!」と言っている自分も、…
ふだん着の金剛禅

2016/02/01

vol.44 一歩一歩

vol.44 一歩一歩

 四国山地に位置する石いし鎚づち山は、西日本最高峰の山で、日本百名山の一つ。男性的な山容は、切り立つ断崖の岩稜と原生林に覆われ、四季折々に変化するとても魅力ある山だ。初めて登山したのは25年前。一歩一歩必死に登り、気付くと頂上にいて、その瞬間は登り切ったという達成感があり、とても嬉うれしく思った。し…

2016/02/01

vol.44 二つの理由

vol.44 二つの理由

 私がこの道の指導者で一生あり続けたいと思う大きな理由、それは二つある。 一つは、大学少林寺拳法部時代に遭遇したある事件。いや、事件と呼ぶのは少し大げさかもしれない。しかし、私にとってはそう表現したくなるほど衝撃的な出来事であった。 1970年代の半ば、まだ本山・本部の職員の先生方が山門衆と呼ばれて…
志をつなぐ

2016/02/01

vol.44 加藤義秋 大導師大範士八段 71期生

vol.44 加藤義秋 大導師大範士八段 71期生

少林寺拳法との出会い父親が柔術家であったことも影響し、中学時代は柔道をやっていました。戦後間もないころでしたから、とりわけ昇段などはしていませんでしたが、当時地域の試合では負け知らずでした。「お前は段をとらんでも黒帯クラスじゃ」と指導者の先生も言うてくれてましたね。のんきな時代と場所でしたから、中学…
管長法話

2016/02/01

vol.11 森羅万象・開花結実・・・梅香のような品格ある技法と教法をめざし

vol.11 森羅万象・開花結実・・・梅香のような品格ある技法と教法をめざし

合掌 2月となりました。もう少しすると梅花が南から順に開花していきます。紅梅、白梅それぞれが控えめな花を咲かせ、かぐわしい香りは人々を癒してくれます。桜花のように華やかさはなく謙虚な印象があるかもしれませんが、その姿は慎ましくも整っており、見えてなくても香りがその存在を教えてくれます。競技スポーツや…