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法を問い学を修める
2013/12/01

vol.31 無始よりこのかた……
修練を終えて汗だくの道衣のまま道場に座り込んでの話。「宗派や無宗教かどうかにかかわらず『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』などということを人は考えるものだね。鎮魂行のある言葉に来ると時折そう思う」と彼は言った。それはゴーギャンの絵の題。ゴーギャンは11歳から5年…
あ・うん こぼればなし
2013/12/01

vol.31 専有道場
易筋行・鎮魂行を始め、さまざまな活動が展開できる専有道場は、金剛禅の布教、門信徒教化育成の足場として欠かせない。行事の際の、皆で食べ物飲み物を持ち寄る茶話会が楽しみという拳士も多いのではないだろうか。時間を気にせずいつでも集える専有道場は、拳士たちの家として充電の場となる。身体と心を鍛え磨き活力を得…
宗由貴からのメッセージ
2013/12/01

Vol.17 人生を豊かにする人間関係は、すてきな宝物
パワーハラスメント(パワハラ)、セクシャルハラスメント(セクハラ)という言葉が当たり前のように言われるようになって、どのくらいたったでしょうか。
職場でのパワハラやセクハラで不愉快な思いをしたり、精神的に追い詰められて深刻な鬱(うつ)や引きこもり状態にある人はかなりいるのでしょう。しかし、受けた側が…
ふだん着の金剛禅
2013/12/01

vol.32 言葉の響き
言葉の響きは大切である。「おはようございます」の挨拶で体内の細胞がよい方向に向く。「挨拶、心に響くよい声」「心に響くよい音楽」で体内の細胞をよき方向へ導くことを、最善の健康増進への始まりと心掛けている。
身近なところから小さな幸せを積み重ねるから大調和となり幸せも大きく膨らむ。言施、「施しは人の…
道
2013/12/01

vol.31 魂に負担のかからない生き方
最近、遺伝子の解明がかなり進んでいるようである。遺伝子の配列で病気になる可能性が分かるまでになってきた。ハリウッドスターのアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために、両胸の乳腺切除の手術を受け世界中の関心を集めた。乳がんになるリスクは87%とのことで、残りの13%は食生活などの生活習慣やストレ…
志をつなぐ
2013/11/28

vol.31 後藤昭一 大導師正範士八段 151期生
開祖は単なる武道家ではなく、宗教家、事業家としても一流だったと思います。よく努力と工夫に勝るものはない、だから600余りの技をつくったんだとおっしゃっていました。喧嘩に勝つだけなら転身蹴を一つ覚えておけばよくて、努力するための手段として少林寺拳法をつくられたのです。開祖は「一所懸命」の意味を教えてく…
道院長元気の素
2013/11/27

vol.31 石狩緑苑道院 道院長 伊藤譲一
道院長になろうと思ったきっかけは?少林寺拳法を始めてすぐ、その難しさにすっかりハマってしまいました。拳技をいろいろな視点や理論で見事に披露する道院長の先生方に出会い、単純にカッコイイなぁ~と思っていました。しかし、道院長という立場に憧れてはいても、とても自分には務まらないし、その域に至れないだろうと…
UNITY コンテンツ
2013/11/10
Vol.16 意図的な無視は、人間放棄
自分の気持ちを封じ込めること、ありませんか ?
日常生活の中で、「こうしたほうがいいのになあ」と何となく思うことや、「おかしい!」と矛盾に感じることに対する怒りや疑問といった率直な思いを、どれだけ表現することができているでしょうか。
「ここで言うと変な目で見られやしないか」とか、「自分が言わ…
宗由貴からのメッセージ
2013/11/01

Vol.16 意図的な無視は、人間放棄
自分の気持ちを封じ込めること、ありませんか ?
日常生活の中で、「こうしたほうがいいのになあ」と何となく思うことや、「おかしい!」と矛盾に感じることに対する怒りや疑問といった率直な思いを、どれだけ表現することができているでしょうか。
「ここで言うと変な目で見られやしないか」とか、「自分が言わ…
一期一笑
2013/11/01

vol.31 初心(振り返れば)
私が生まれ故郷の熊本県から神奈川県に出てきたのは1970(昭和45)年4月のことと記憶しています。従業員30人程度の材木問屋に就職したものの、こんなに都会の暮らしが楽しいものとは!! 3~4年は自分の住まいに帰ることも忘れ遊び回っていました。もちろんそんな生活でしたから職場も転々としましたし、給料で…
人間・宗道臣
2013/10/10

Vol.09 とっさの早技
宗道臣の晩年、常態となった心臓発作の狭間を縫い、静養に出かけることがありました。静養といっても、せいぜい数日間。年中立て込んでいる本部行事の、わずかな隙間を見つけてのことでしたが……。行き先は山陰か神戸が多く、お供は大抵、恵美子夫人だけでした。
そのときは神戸でした。定宿は神戸大丸に程近い「オリエ…
法を問い学を修める
2013/10/01

vol.30 ダーマ信仰について
今回は、ダーマ信仰についてです。“てんち くおん の おおみちから”であるダーマ。このダーマを我々は、礼拝しています。これはどういうことでしょうか? 礼拝詞から少し考えます。我々は、自らの罪咎、それも、無始よりこのかた続いてきたもろもろの諸元たる罪咎(煩悩)があることを認め、悉くざんげし、三宝、すな…