あ・うん こぼればなし

2013/10/01

vol.30 金剛禅の原点

vol.30 金剛禅の原点

今号は組織機構改革の意義と必要性を特集した。これからも変わらず誇り高く金剛禅運動を邁進していくための改革である。写真はまだひげを生やす前の開祖である。法衣に絡子、手に如意を持ち、道場の玄関に立つその姿に、金剛禅の原点を見る思いがする。敗戦の体験から「人、人、人、すべては人の質にある」と悟った開祖。開…
宗由貴からのメッセージ

2013/10/01

Vol.15 ポジティブになれる環境を

Vol.15 ポジティブになれる環境を

文部科学省の発表した2011年度の統計によると、年々増える小・中・高校生の不登校の理由のトップは、なんと「無気力」だそうです。  いじめや何かに行き詰まり引きこもるという深刻な問題はよく耳にしますが、特段何かあったわけではなくても、「面白くない」「何のためにするのかわからない」「他人と関わることが面…
ふだん着の金剛禅

2013/10/01

vol.31
 明るい笑顔

vol.31
 明るい笑顔

私は同僚や上司からよく、「額にしわを寄せて、いつもしかめっ面をしている」と注意されていました。
最初は「そんなこと、どうでもいいじゃないか」と思っていました。しかしあるとき、開祖の語録に触れ、考えを改めました。「うれしい状態を自分でつくりなさい、だから妙な深刻な顔をするなよ。深刻な顔したって世の中変…

2013/10/01

vol.30 頂いた生命

vol.30 頂いた生命

1957(昭和32)年4月22日、奈良県桜井市に私は生まれた。母が私を身籠ったとき、体調を悪くし、母体の安全を考えて、出産を諦めるように医師から宣告をされた。しかし母は、私の命を最優先に考え、我が身のことなど考えず出産をした。出産後、母の体調は思わしくなく日常生活にも苦労をした。自分の命を惜しまず、…
志をつなぐ

2013/09/28

vol.30 濱田宏行 大導師正範士八段 199期生

vol.30 濱田宏行 大導師正範士八段 199期生

「絶対に死ぬまでは負けたんでない。命さえあればどんなことがあってもいつかは立ち直れる」、この言葉を座右の銘としてきました。自宅が火事で全焼したときもこれを支えに乗り越えました。少林寺拳法で得た力をいかに社会に生かすのかが大切です。少林寺拳法の段位が通用するのは組織内だけです。井の中の蛙にならないよう…
道院長元気の素

2013/09/26

vol.30 讃岐府中道院 道院長 山下真司

vol.30 讃岐府中道院 道院長 山下真司

道院長になろうと思ったきっかけは?学生時代は野球漬けの日々でした。高校卒業後、運動やスポーツは特にやっていなかったので20歳になり友人の誘いで軽い気持ちで坂出中央道院に入門しました。しかし、続ける中で金剛禅の思想、開祖の教えに少しずつ影響を受け、気付くとどっぷり少林寺拳法にはまっていました。いつかは…
人間・宗道臣

2013/09/10

Vol.08 日中友好に懸ける思い

Vol.08 日中友好に懸ける思い

宗道臣は、中国に対して、一貫して熱い思いを持ち続けていました。大陸に渡ることを夢見て、一度ならず家出まで決行した少年時代。時には五族協和(*)の掛け声を信じて満州(中国東北部)・モンゴルの地を駆け巡り、時にはよき師と出会い武術に汗した青年時代。その後、拡大する戦火に心を痛めながら、なお日中両民族共栄…
UNITY コンテンツ

2013/09/10

Vol.14 楽しい仲間とともに 世界の平和と福祉に貢献せんことを期す!

Vol.14 楽しい仲間とともに 世界の平和と福祉に貢献せんことを期す!

8月24~25日、大阪において「2013少林寺拳法世界大会 in Osaka, Japan 」が開催されました。4年に一度開催される世界大会ですが、少林寺拳法発祥国である日本が開催地ということもあり、世界37か国に普及する中、22か国から出場拳士3,000名、観客を含めると6,000名規模の大会とな…
宗由貴からのメッセージ

2013/09/01

Vol.14 楽しい仲間とともに 世界の平和と福祉に貢献せんことを期す!

Vol.14 楽しい仲間とともに 世界の平和と福祉に貢献せんことを期す!

8月24~25日、大阪において「2013少林寺拳法世界大会 in Osaka, Japan 」が開催されました。4年に一度開催される世界大会ですが、少林寺拳法発祥国である日本が開催地ということもあり、世界37か国に普及する中、22か国から出場拳士3,000名、観客を含めると6,000名規模の大会とな…
一期一笑

2013/09/01

vol.30 子供に学んだ金剛禅

vol.30 子供に学んだ金剛禅

「開祖忌法要を行います」「礼」「直れ」「表白文、在天の祖師……」5月11日、栃木足利道院の開祖忌法要に道院顧問の鶴貝大祐氏(栃木県議会議員)が参列してくれた。氏は法要後の宗道臣デー活動・老人介護施設慰問にも参加された。鶴貝氏と栃木足利道院の関係は、14年前に氏のお子さんが小学1年生で入門したときに遡…
法を問い学を修める

2013/08/20

vol.29 幸福運動についての一考

vol.29 幸福運動についての一考

数年前の7月、病院など通ったことのない妻が、数日前より体調を崩し、その朝、目の前で倒れました。救急車を手配し搬送されましたが、すぐに帰ってくるものと思っていました。しかし現実はそこから6か月の入院となりました。最初の40日は集中治療室で生死をさまよい、私もその間は、その前の待合ソファーで寝起きを共に…
人間・宗道臣

2013/08/10

Vol.07 軍靴の音(戦争の足音)が聞こえる

Vol.07 軍靴の音(戦争の足音)が聞こえる

「君たち、よく考えろよ。私には、軍靴(ぐんか)の音が聞こえるんだ」。宗道臣は、3時間を超す講話を、こう締めくくりました。1973(昭和48)年夏、恒例の大学少林寺拳法部本部合宿の一こまです。この年6月に、政府が防衛庁設置法と自衛隊の沖縄配備を決める自衛隊法改正を、衆議院で強行採決したことや、自民党の…