法を問い学を修める

2014/04/01

vol.33 誰が清濁を判断するのだろう

vol.33 誰が清濁を判断するのだろう

鎮魂行を行うにあたって大切にしなければならない三つのことは何ですかと、聞くことがある。答えられない子供もいれば、知っているぞとばかりに他の人への質問を取って答える子供もいる。「大きな声で」「自分に語りかけるように」「みんなと合わせて」すること。そう言っている。自分に語りかけるためには、意味が分からな…
あ・うん こぼればなし

2014/04/01

vol.33 講習会へ行こう!

vol.33 講習会へ行こう!

昨年度から講習会がリニューアルされ、金剛禅の特徴を全面に出した企画となっている。今号は、その講習会を振り返り特集した。本山での講習会は有段者になって初めて参加することができる。大きな祭壇のある広い道場での朝の鎮魂行を初め、普段の道院とはまた違う厳かな空気をたっぷりと味わえる。なんといっても少林寺拳法…
ふだん着の金剛禅

2014/04/01

vol.34 惹き付ける力

vol.34 惹き付ける力


東京オリンピック開催を決めたのは、「相手に伝わるプレゼンテーションスキル」を意識したことだと報じられた。凛とした立ち居振る舞いに、その人の品格を感じたのは私だけではないだろう。外見は内面を表現し自分を効果的に伝達する力となることを実感した映像であった。

外見が自分を語るならそこに属する組織自体を…

2014/04/01

vol.33 運命と志、そして一歩前に出る勇気

vol.33 運命と志、そして一歩前に出る勇気

私が少林寺拳法に出会い、そしてこの道を歩むとき、二人の師との出会いがありました。一人の師からは少林寺拳法のすばらしさを魅了したことはもとより、その師が少林寺拳法の練習をするとき、全身からみなぎる力と気迫、勇気はここから生まれてくるのかと感じました。師からは何事にも一歩前に出る勇気ある行動を教わりまし…
志をつなぐ

2014/03/28

vol.33 石井宏明 大導師正範士八段 201期生

vol.33 石井宏明 大導師正範士八段 201期生

開祖は、「すばらしい人間関係に囲まれていることほど幸せなことはない」とよく言われていました。全くそのとおりだと実感しています。例えば定年退職後も、元の職場の少林寺拳法部でイベントがある度に声をかけてくれ、途切れることのない人間関係が続いていることを、何より幸せに思っています。また、武専研究科一期生と…
道院長元気の素

2014/03/27

vol.33 八王子北道院 道院長 丹木康太

vol.33 八王子北道院 道院長 丹木康太

道院長になろうと思ったきっかけは?私は年中組のときアシュラム支部(現・八王子北道院)に入門しました。小学3年生の時に師匠に憧れて道院長になろうと思ったことが記憶にあります。ただ、5歳から続けていますのでなぜ入門したのかなど記憶になく、道院長になろうと思ったきっかけもはっきり覚えていないです。また、修…
宗由貴からのメッセージ

2014/03/10

Vol.20 “人間力”を養うために、少林寺拳法は役立ちたい

Vol.20 “人間力”を養うために、少林寺拳法は役立ちたい

 南極に棲む皇帝ペンギンの子育てには、人間が失いかけている「無償の愛」と「生命のつながり」を学ぶことができます。  ペンギンの子供が自力で餌を捕れるようになるには、生まれてから5、6か月はかかるそうです。もし、夏にヒナが生まれたら、独り立ちするころがちょうど餌の少ないマイナス40度の冬になるため、そ…
一期一笑

2014/03/01

vol.33 少林寺拳法で育児と育自

vol.33 少林寺拳法で育児と育自

学生時代に二段に昇段してから仕事、結婚、育児とあっという間に20年が流れていました。育児に行き詰まっていたころ、娘と息子を道院に通わせるようになり、私の生活も大きく変わりました。始めたころ、息子は道院の隅で寝るか、泣くか、練習にはなりませんでした。二人の子供には発達障害があり、道院では他の子とコミュ…
UNITY コンテンツ

2014/02/10

Vol.19 地球の未来のために……

Vol.19 地球の未来のために……

パソコンのみならず、携帯電話やスマートフォン、そしてタブレットの普及率がどんどん上がる中、いつでもどこでもインターネット検索が瞬時にできる時代です。 これだけ簡単に得たい情報が得られると、ついうっかり検証もせず信じ込んでしまうことも多いのではないでしょうか。逆をいえば、一度にたくさんの人を騙したり…
法を問い学を修める

2014/02/01

vol.32 花咲じいさんは毎朝掃除をする

vol.32 花咲じいさんは毎朝掃除をする

春になると、私の家の前の学校の桜がいつもと変わらず咲き誇る。多分、次に来る春もそうに違いないだろう。夜、仕事を終えて、家に帰って自動車から降りるとき、ふと見とれてしまう。確かに、桜の木の下には、死体とはいわないまでも妖艶なものが埋まっていそうに思える。学校のフェンスから乗り出すように枝を出す桜は、私…
あ・うん こぼればなし

2014/02/01

vol.32 5畳半道場

vol.32 5畳半道場

今号の新春座談会は、師家、代表、宗務局長、東京別院別院長が金剛禅の中長期展望を語っている。その話の中に、旧道場・記念館整備事業の計画がある。老朽化が進み、耐震関係の面でも使用できない状態となっている、「旧道場」および「記念館(五畳半道場)」を修復整備しようという計画である。「五畳半道場」とは、開祖が…
宗由貴からのメッセージ

2014/02/01

Vol.19 地球の未来のために……

Vol.19 地球の未来のために……

パソコンのみならず、携帯電話やスマートフォン、そしてタブレットの普及率がどんどん上がる中、いつでもどこでもインターネット検索が瞬時にできる時代です。 これだけ簡単に得たい情報が得られると、ついうっかり検証もせず信じ込んでしまうことも多いのではないでしょうか。逆をいえば、一度にたくさんの人を騙したり…