2013/02/01

vol.26 道を行くための本当の「力」とは

vol.26 道を行くための本当の「力」とは

古代中国の金文には道という字は「ゆきがまえの中に首」と書いてあった。首を携えて道を行くという会意であるが、外族との境界を出ていくときに除災のために敵酋の首を携えていったようだ。自族の境界を出るには命懸けの覚悟が必要だった。道を行くにあたっては相応の生き抜く「力」が必要だということである。人は、安楽に…
志をつなぐ

2013/01/27

vol.26 高山恒一 大導師大範士八段 122期生

vol.26 高山恒一 大導師大範士八段 122期生

勤務先のグラウンドで少林寺拳法と出会ったのが始まりでした。最初は護身のためにとにかく強くなりたい一心で休まず練習に励みましたね。母子家庭で育ち、人の後ろをついていくような内気な性格だった私は、人の前で話をする、まして指導なんて思ってもいませんでした。それが気付くと人の前に立っている自分がいる……弱か…
道院長元気の素

2013/01/26

vol.26 浜名新居道院・浜名湖西道院 道院長 藤森正和

vol.26 浜名新居道院・浜名湖西道院 道院長 藤森正和

道院長になろうと思ったきっかけは?私は、開祖宗道臣先生が他界された2年後に、16歳で入門しました。開祖を知らない世代ですが、道院長にご指導いただき、開祖のお話を伺い、そして技術・思想を語られそれを実践しているバイタリティーあふれる人柄に触れ、「こんな先生がいるのか?」と驚きました。日々の修行も楽しく…
UNITY コンテンツ

2013/01/10

Vol.08 誇れる日本を残し伝えるために……

Vol.08 誇れる日本を残し伝えるために……

新年、明けましておめでとうございます。  東日本大震災から1年と9か月が過ぎました。日本国内の原発の大半が活断層の上にあるかもしれないという現状の中、原発再稼働の賛否だけに意識が向くような報道が多い日本です。福島第一原発の汚染水のその後や、空気中に拡散している放射性物質の状況がどうなのかなど、海外メ…
宗由貴からのメッセージ

2013/01/02

Vol.08 誇れる日本を残し伝えるために……

Vol.08 誇れる日本を残し伝えるために……

新年、明けましておめでとうございます。  東日本大震災から1年と9か月が過ぎました。日本国内の原発の大半が活断層の上にあるかもしれないという現状の中、原発再稼働の賛否だけに意識が向くような報道が多い日本です。福島第一原発の汚染水のその後や、空気中に拡散している放射性物質の状況がどうなのかなど、海外メ…
一期一笑

2013/01/01

vol.26 信頼で結ばれた活動

vol.26 信頼で結ばれた活動

2011年4月に「少林寺拳法復興支援陸前高田チーム」が立ち上げられて1年以上がたちました。全国からたくさんの少林寺拳法関係者が支援活動に参加されたと聞いています。私も10回以上、活動に参加しました。その中で、私たちが当たり前のように使用している宿泊拠点が、実は陸前高田ご出身の畠山誠埼玉入間道院道院長…
UNITY コンテンツ

2012/12/10

Vol.07 情報化社会の今こそ、感性を磨く環境づくりを

Vol.07 情報化社会の今こそ、感性を磨く環境づくりを

尖閣問題から日本の国防力へ、国防力から憲法改正へ、自衛隊から国防軍へと、「~だから、こうでしょ」と、あれよあれよという間に、当然のごとく正論として聞こえ始めています。そんな状況に、危機感を覚えている方も多いのではないでしょうか。 少林寺拳法グループは39年余りにわたり、「日中の友好なくしてアジアの平…
宗由貴からのメッセージ

2012/12/03

Vol.07 情報化社会の今こそ、感性を磨く環境づくりを

Vol.07 情報化社会の今こそ、感性を磨く環境づくりを

尖閣問題から日本の国防力へ、国防力から憲法改正へ、自衛隊から国防軍へと、「~だから、こうでしょ」と、あれよあれよという間に、当然のごとく正論として聞こえ始めています。そんな状況に、危機感を覚えている方も多いのではないでしょうか。 少林寺拳法グループは39年余りにわたり、「日中の友好なくしてアジアの平…
法を問い学を修める

2012/12/01

vol.25 ことばのちから

vol.25 ことばのちから

今からちょうど100年後の、2112年9月3日は、ドラえもんが子守り用ネコ型ロボットとして誕生した日です。ドラえもんは、勉強もだめ、スポーツもだめ、ジャンケンさえ勝ったためしがない、そんな腑甲斐ないご先祖様の、のび太を大改造するため、のび太の孫の孫(玄孫)が未来から二十世紀に送り出し、面倒を見させる…
あ・うん こぼればなし

2012/12/01

vol.25 易筋行

vol.25 易筋行

一般的に少林寺拳法というと、スポーツ・武道的側面が脚光を浴び、金剛禅総本山少林寺に伝承される宗門の行であるという認識は低いのではないでしょうか。金剛禅門信徒は少林寺拳法を主行とし、内修、外修をバランスよく修行することで、調和のとれた人間となることを目指しています。右の図の易筋行が少林寺拳法にあたりま…

2012/12/01

vol.25 教えを生かす

vol.25 教えを生かす

我々門信徒にとっての「道」とは何か。私は金剛禅(開祖)の教えを日常生活や人生に生かすことだと考えております。しかし、私も含め我々は本当に日常生活や人生に生かしているのでしょうか。まず金剛禅のあり方について確認します。金剛禅の教えとは力(理知)と愛(慈悲)。思いと行動。それが一体の状態こそ、人間の考え…
志をつなぐ

2012/11/27

vol.25 松木長實 少法師大範士八段 223期生

vol.25 松木長實 少法師大範士八段 223期生

開祖が東京に見えるたびに二人きりでお話する機会があり、ずいぶん薫陶を受けました。私が労働省に勤めていたことから開祖は労働行政の重要課題を次々質問されました。また、開祖の目は国内問題だけでなく世界にも向いており敬服しました。教えの中でも私がいちばん重要だと思うのは、信頼できる人間関係をいかに築くかとい…